川口市|安居海渡選手Jリーグ開幕スタメンデビュー

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2月18日に2022年Jリーグが開幕しました。浦和レッズは2月19日にアウェイで京都サンガF.C.と対戦。試合結果は1-0で敗戦。この試合に川口市出身の安居海渡選手がスタメンで出場しJリーグデビューを飾りました。!

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今年の浦和レッズの沖縄キャンプは非公開が多く、選手のコンディションやトレーニング情報が入ってこないので開幕まで誰がスタメンになるのかベールに包まれていました。安居選手は2月12日のFUJIFILM SUPERCUPではベンチ入りしプロデビューの可能性もありましたが試合に出場することはありませんでした。

FUJIFILM SUPERCUP選手紹介。(管理人撮影)

そしてJリーグ開幕となった2月19日、スターティングイレブンに名を連ねました!ちなみにですが、浦和レッズには川口市出身の選手がもう一名いるの知っていましたか?今年横浜FCから移籍してきた松尾祐介も川口市出身の選手。戸塚フットボールジュニアクラブでサッカーを始め、その後浦和レッズジュニアユース、浦和レッズユース、仙台大学を経て2019年6月に横浜FCの特別指定選手として登録され2020年に正式加入しました。その松尾選手先週とJリーグ開幕戦共にベンチ外となりまだ浦和レッズでのプレーをしておりません。

そんな安居選手のJリーグデビューですが、浦和レッズのフォーメーションが試合開始直後はわかりにくく安居選手はトップ下、ボランチ等状況に合わせてプレーしていた印象でしたが、ベースは4-3-3の右IH(インサイドハーフ)での出場なのかなと思います。主戦場がボランチ(守備的MF)ですが、前線からボールを追いかけ、時にはゴール前まで進入しシュートを放つも惜しくもバーの上を超えゴールならず。しかし相手チームからボールを奪ったり、体を張ったディフェンスを見せるなど攻守に渡り中盤でプレーしていました。体を当てられてもフィジカルの強さを武器に倒れることなく、空中戦でも負けない競り方をしていました。またボール離れも非常にスムーズで狭いスペースでのパスワークに参加するシーンもあり、戦術理解度の高い選手という印象を受けました。
前半終了時での走行距離が5.8kmでチームトップを記録。FWの選手を飛び越えて数回ボールへのチェイシングをしていましたし、守備時での球際へのアプローチが速かったのでこの走行距離なのかなと思います。後半は早々に京都サンガF.C.に先制点を奪われますが14分ごろまでプレーし小泉選手と交代。プロデビュー戦とは思えない程の落ち着いたプレーでチャンスに絡んだり、相手ゴール前明本選手からのパスをダイレクトでシュートを放ったり、相手のチャンスを摘んだりしていましたので試合を重ねるごとにさらに実力を発揮してくれそうなデビュー戦でした。

試合後安居選手がインスタグラムに投稿されていました。

悔しいデビューとなりましたがそれが今の自分の実力ということをしっかりと受け止めてこれからも成長できるようにしていきたいと思います。

今年の浦和レッズはACL(アジアチャンピオンズリーグ)への出場があるのと、カタールワールドカップが11月に開催される都合上、Jリーグ、ルヴァンカップ(浦和レッズは準々決勝から)、天皇杯が例年より早く終わるため過密日程となっています。週に2試合をこなす週が多いのでターンオーバーしながら選手のコンディションを踏まえスタメンが毎試合変わることも予想され、ルーキーイヤーとなりますが多くの試合に出場する可能性があります。大学屈指のボランチとして浦和レッズへ入団した安居選手。ボランチのポジションは若い選手が多くまた、岩尾選手というチームのブレインが期限付きで加入しポジション争いは激しいですが、得意なプレーを全面に出しチームの勝利に貢献するプレーを観れる日を楽しみにしています。

また松尾選手の浦和レッズでのデビューも楽しみです。昨年は横浜FCで左SH(サイドハーフ)を主戦場としてプレー。リーグ戦30試合に出場し3得点を上げました。プレーの特徴は今の浦和レッズのサイドアタッカーにはないタイプの選手で、ドリブルで仕掛けられ、かつチャンスがあれば積極的にゴールを狙うプレーが相手チームのディフェンダーからすると相手にしづらいプレイヤーかと思います。

川口市出身の安居選手と松尾選手。kawaguchilifeでは両選手が出場した際には試合のレビューをしたいと思いますので、今度の記事お楽しみにしてください!

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