川口市出身松尾選手安居選手も出場したパリ・サンジェルマン戦

スポーツ

7月23日に埼玉スタジアムで行われたパリ・サンジェルマンvs浦和レッズ。ワールドクラスの選手が多数プレーしているチーム相手と浦和レッズが対戦しました。

真剣勝負というより親善試合な今回、負けて良い試合はないのでもちろん浦和レッズの勝利を観に行きましたが結果は3-0の完敗。シーズン前の相手に力の差を見せつけられた一戦でした。

今回の埼玉スタジアムは普段から埼スタへ行っている方なら感じたと思いますが、埼スタなのにアウェイ感な雰囲気で調子が狂う違和感を感じた方もいるかと思います。私もその一人でした。

浦和美園駅〜埼玉スタジアム2002

埼スタへ向かう途中。時間は16:30頃。普段なら赤いユニフォームで溢れていますが、なんか少ないなと。
実は既にそれは埼スタ線乗車中から感じていました。
いつもなら東川口駅では多くの赤いユニフォームを着たサポーターが乗り込みますが、今回は私服の方が多かった。

埼スタ到着。レッズホーム戦だとREDS WONDERLANDが迎えてくれますがこの日は違いました。

レッズのショップがいつもはここで販売されていますが、この日はPSGのグッズ販売場所となっていました。この列は反対側の北門まで続いていました。なんかのフェスか?と思える程の行列で私は元々PSGグッズを購入するつもりはなかったので並ばず。マスクしながら長時間暑い中行列に並ぶの大変そうに見えました。

ここでもやっぱり赤いユニフォームが少ない(いない)ちなみに赤いユニフォームがいないタイミングを狙って撮影していません。

南門入口前。知人が一言「なんか寂しい」レッズサポーターからすると盛り上がりに欠ける外観。

VIP席入口。一番安い座席がゴール裏でなんと8000円!Jリーグ開催時で2100円なので約4倍の価格。一番高い座席(VIPルーム)は最大20人収容、食事・フリードリンク付きで100万円だそうです。

スタジアム内

今回の座席はメインスタンド南側ロワーの25列目でした。本当は北側が良かったのですが、当選したのがこの席のためアウェイ側になりました。

オーロラビジョン下は南側ゴール裏でPSG側。当然赤いユニフォーム着た人はおらず。今回の試合でレッズ、PSG以外のユニを着てる方がちらほらいました。バルセロナ、レアルマドリード、ローマ、ラツィオ、インテル、ブラジル代表、アルゼンチン代表等々。一昔前はJリーグの試合でも海外のクラブのユニフォーム着て観戦きてる人見かけましたが、今はほとんど見かけることは無くなりました。

スタメン。英語表記すごい新鮮でした。川口市出身松尾選手はFWでスタメン出場。安居選手はベンチスタート。この日は新加入のオランダ出身ブライアン・リンセン選手が出場するのか気になるところでしたが、ベンチ入りしていました。

長いですがPSGのスタメン発表。(音が出ます)

 

試合は前半開始からレッズがペースを握り得点チャンスもありましたが、生かしきれず逆にPSGのパス回しからの失点とエムバペ選手の角度の無い位置からのゴールで前半終了時2-0。エムバペ選手まだ23歳でフランス代表、試合後に元マルセイユでPSGとのダービーを何度も経験した酒井宏樹選手がエムバペ選手は別格だとインタビューに答えていました。確かに彼だけはスピード、ギアの入れ方、視野の広さ、プレー全てが別次元で何度もスタジアムを湧かせるプレーを見せてくれました。

この日はメッシ、ネイマールはベンチ入り。出ないのかなと思いつつスタジアムに登場するとやはりスーパースター。スタジアムが盛り上がります。

前半で松尾選手はブライアン・リンセン選手と交代し、安居選手は後半から出場しました。
しかしリンセン選手は10分で怪我の為無念の交代。マスタード塗って早く復帰してください!
リンセン選手が怪我したのでその後の試合に集中できませんでした。
ちなみにこの座席の価格は23000円!Jリーグ参戦時は同じカテゴリーの北側でシーズンチケット購入してますが、1試合あたり約4000円程なのでこれまた約4倍。
2013年にアーセナルを迎えたさいたまシティカップを同じカテゴリーで観戦しましたが、その時で確か8000円。今回の価格設定がいかに高価格かわかるかと思います。

北側ゴール裏。いつもなら赤いユニフォームで真っ赤に染まるスタンドがなぜか白い。
事前に浦和レッズより観戦時の注意として北側ゴール裏ではPSGを連想させるような服での入場はNGとの注意喚起があったので、あくまで予想ですが、白い人達=PSGファン多めなのかなと思います。

HT中にウォーミングアップするメッシとネイマール。これ見るだけでも価値を感じた人も多いのかなと思います。
PSGの写真多いですが、スマホで浦和レッズ側撮影しても誰だかわからないので諦めました。

後半入ってからその他の選手もウォーミングアップを始めました。セルヒオ・ラモス、マルキーニョス、キンベンペ等世界屈指のDF陣。

久しぶりの6万人越え。2006年のG大阪戦の6.2万人は超えなくて良かったのが本音。親善試合で超えても全然嬉しくもない!それが浦和レッズサポーターの気持ち!
この価格で6万人超えるってPSGの集客力って凄い・・・

試合終了。悔しいの一言です。レッズが勝つためにサポートしに来てるのに勝たせてあげることができず残念。結果はしっかり受け止めて、来週の川崎F戦に向けて気持ちを切り替えましょう!

勝ち点を争う試合ではなかったので選手自身ものすごく落ち込んでいるようには見えませんでした。背番号25番が安居選手。ボランチの位置から試合の組み立てに貢献していました。Jリーグ出場が現在無いのでこの試合でアピールできたのでシーズン佳境に向け必要な力になると期待しています!(音でます)

試合終了後

試合後のPSGグッズショップ。相変わらずの長蛇の列。帰りの浦和美園駅へ道中は6万人入ったこともあり大渋滞。埼スタのアクセス改善は20年経っても変わらず。
渋滞に並ぶと熱気でムシムシしていたので帰りは東川口駅まで歩きました。

川口市から近い埼玉スタジアム。埼スタ線が川口市内を縦断しているので身近に感じる反面、アクセス面での課題はまだまだ残っています。
今回のように6万人を超える試合時の東川口駅はJR武蔵野線ホームも人だかりで帰宅するのに時間がかかるので、アクセス改善は主催者、鉄道事業者だけの問題ではなく行政を巻き込んだ改革が必要。浦和レッズは海外のクラブを呼び込むだけのコンテンツを持っているので、今回のようなPSGファンから新たなファン獲得には試合に来てもらうだけではなく試合内容はもちろん、また来たいと思えるポジティブな記憶が残る事が必要だと思います。

最後に一言。メッシ半端ない。そして髭ない方が素敵です。

タイトルとURLをコピーしました