2022年11月16日、埼玉スタジアム2002(以下埼スタ)でさいたまシティカップ、浦和レッズvsアイントラハト・フランクフルト(ドイツブンデスリーガ)が開催されました。
埼スタでの開催は2013年のアーセナル(イングランド)以来の開催となりました。
また浦和レッズとしての試合は2017年のFCソウル(韓国)の浦和駒場スタジアム以来の開催となります。
「さいたまシティカップ」とは何?
さいたま市に本拠地を置く浦和レッズ・大宮アルディージャが出場するサッカーのプレシーズンマッチ。2003年から不定期に開催されています。
2003年から2008年まで毎年浦和レッズが海外のクラブを迎え埼スタで開催されてきました。
第一回の対戦相手はフェイエノールト(オランダ)。当時浦和レッズからフェイエノールトへ移籍した小野伸二選手(現コンサドーレ札幌)が所属しており、凱旋試合にもなりました。
2003年から2008年まで毎年浦和レッズが海外のクラブを迎え埼スタで開催されてきました。
第一回の対戦相手はフェイエノールト(オランダ)。当時浦和レッズからフェイエノールトへ移籍した小野伸二選手(現コンサドーレ札幌)が所属しており、凱旋試合にもなりました。
2010年以降は大宮アルディージャも海外クラブをNACK5スタジアム(大宮)迎え開催。
2011年はNACK5スタジアムで浦和レッズとのさいたまダービー開催もされています。
2011年はNACK5スタジアムで浦和レッズとのさいたまダービー開催もされています。
管理人2007年のマンチェスター・ユナイテッド戦(以下ユナイテッド)は今でも思い出に残った試合の一つ。
元々ユナイテッドが好きということもあり、かつ浦和レッズとユナイテッドのユニフォームスポンサーがvodafoneで見た目が似たユニフォーム(確か前年の2006年)でしたので来日はとても感動しました。
元々ユナイテッドが好きということもあり、かつ浦和レッズとユナイテッドのユニフォームスポンサーがvodafoneで見た目が似たユニフォーム(確か前年の2006年)でしたので来日はとても感動しました。
アイントラハト・フランクフルトにはあの選手が在籍
ドイツブンデスリーガのクラブで真っ先に思いつくのはバイエルン・ミュンヘン。(以下バイエルン)続いてボルシア・ドルトムント。(以下ドルトムント)
アイントラハト・フランクフルト(以下アイントラハト)、聞いたことあるけどどんなチームか想像するのが少々難しいクラブかなと思います。
アイントラハト・フランクフルト(以下アイントラハト)、聞いたことあるけどどんなチームか想像するのが少々難しいクラブかなと思います。
アイントラハト・フランクフルト(Eintracht Frankfurt )
ヘッセン州・フランクフルトに本拠地を置くプロスポーツクラブ。
1899年に設立されこれまでにドイツ選手権で1回、DFBポカールで5回、UEFAヨーロッパリーグ(前身のUEFAカップ含む)で2回優勝し、ヨーロピアン・カップで準優勝している。
ブンデスリーガの創設クラブのひとつでもあります。
その他に、女子サッカー、バスケットボール、アイスホッケー等々のスポーツチームもあるようです。
ヘッセン州・フランクフルトに本拠地を置くプロスポーツクラブ。
1899年に設立されこれまでにドイツ選手権で1回、DFBポカールで5回、UEFAヨーロッパリーグ(前身のUEFAカップ含む)で2回優勝し、ヨーロピアン・カップで準優勝している。
ブンデスリーガの創設クラブのひとつでもあります。
その他に、女子サッカー、バスケットボール、アイスホッケー等々のスポーツチームもあるようです。
日本では馴染みの薄いサッカー以外の競技を持ったスポーツクラブ。
日本だとアルビレックス新潟に近いかなと思います。
日本だとアルビレックス新潟に近いかなと思います。
現在アイントラハトには長谷部誠選手、鎌田大地選手(元J1サガン鳥栖、G大阪ジュニアユース出身)が所属しており二人ともレギュラーとして活躍しています。
鎌田選手に関しては日本代表でカタールワールドカップに選出され、クラブでも絶好調を維持しており、今大会注目の一人かと思います。
長谷部選手はワールドカップ3大会出場しキャプテンも務めたベテラン選手。
鎌田選手に関しては日本代表でカタールワールドカップに選出され、クラブでも絶好調を維持しており、今大会注目の一人かと思います。
長谷部選手はワールドカップ3大会出場しキャプテンも務めたベテラン選手。
ドイツへ移籍する前は浦和レッズに高卒から5年在籍しJリーグ、ACL、国内カップ戦、天皇杯優勝に貢献した選手。
ドイツブンデスリーガではリーグ最年長選手として活躍しています。(2022年11月16日現在)
ドイツブンデスリーガではリーグ最年長選手として活躍しています。(2022年11月16日現在)
今回のさいたまシティカップに長谷部選手は参加、鎌田選手はワールドカップのため不参加、その他にも主力選手が各国の代表に選出されベストメンバーではありませんが、この記事を投稿した段階でリーグ戦4位、チャンピオンズリーグはベスト16進出を果たしておりクラブの調子の良さを表しています。
イベント〜試合〜試合後
この日は管理人本業を有給取得し参戦となりました。
元々本業を定時ダッシュで駆けつける予定でしたが、今回管理人父がこの試合へ行くからチケット取ってくれ!と参戦のオファーをもらいました。
約17、18年ぶりの親子参戦となるので、だったら休もうという流れになりました。
元々本業を定時ダッシュで駆けつける予定でしたが、今回管理人父がこの試合へ行くからチケット取ってくれ!と参戦のオファーをもらいました。
約17、18年ぶりの親子参戦となるので、だったら休もうという流れになりました。
長谷部選手のファンでドイツへ移籍した後はロブソン・ポンテを楽しみに埼スタ参戦していたようですが、ポンテ選手の退団と同時にその翌年からTV参戦が主戦場となったらしく、今回の凱旋により十数年ぶりに埼スタ参戦を決めたようです。
長谷部選手は日本代表でもプレーしたので埼スタには代表選手で出場していましたが、代表でのプレーではなく浦和レッズの長谷部誠が好きだったようで日本代表戦すらも行かなかったようです。

埼スタへ到着したのは15:50分頃。
平日なので空いてます。
この試合で今シーズン浦和レッズの試合は終了。30周年でしたが、J1絶対制覇のスローガン掲げてましたが残念な結果。
既にリカルド・ロドリゲス監督の退任も決まり、新監督のポーランド出身のスコルジャ監督の就任発表もありどういう感情でこの試合を迎えたら良いのか分からずでしたが、リカルド監督に最後さいたまシティカップを掲げてもらい有終の美を飾ってもらえると良いなと思いながら埼スタへ到着。

平日なので空いてます。
この試合で今シーズン浦和レッズの試合は終了。30周年でしたが、J1絶対制覇のスローガン掲げてましたが残念な結果。
既にリカルド・ロドリゲス監督の退任も決まり、新監督のポーランド出身のスコルジャ監督の就任発表もありどういう感情でこの試合を迎えたら良いのか分からずでしたが、リカルド監督に最後さいたまシティカップを掲げてもらい有終の美を飾ってもらえると良いなと思いながら埼スタへ到着。

グッズ売り場では長谷部選手凱旋記念グッズが販売。
全部欲しくなる気持ちを抑えつつ、隣で管理人父は何買うか物色中。
全部欲しくなる気持ちを抑えつつ、隣で管理人父は何買うか物色中。

記念に残るのはやっぱタオマフが一番!

漫画「シュート!」と長谷部選手のコラボグッズも販売されていました。
漫画の舞台が静岡県で長谷部選手は静岡県藤枝市出身。
管理人の記憶が正しければですが、シュート!の実写版映画の主演はSMAPでしたよね?
キムタクが久保嘉晴役、中居くんが田中俊彦役だった気がします。
漫画の舞台が静岡県で長谷部選手は静岡県藤枝市出身。
管理人の記憶が正しければですが、シュート!の実写版映画の主演はSMAPでしたよね?
キムタクが久保嘉晴役、中居くんが田中俊彦役だった気がします。
Tシャツのセリフは久保嘉晴が田中俊彦にかけた名言ですね。
「トシ、サッカー好きか?」

アイントラはとのグッズも販売。
黒基調でかっこいい。
海外のクラブのグッズは日常使いもできるデザインなのでオシャレな感じがします。
黒基調でかっこいい。
海外のクラブのグッズは日常使いもできるデザインなのでオシャレな感じがします。
7月に来日したパリサンジェルマンはオシャレでした。

ユニフォームも黒。
アイントラハトは赤黒白がベース色なので浦和レッズと同じ。
管理人父、20番の黒ユニフォームお買い上げ。
長谷部愛が止まらないようです。

ブンデスリーガのブースが出店されてます。
アプリを登録するとグッズをもらえるということで登録したらシューズケースをゲット!

左から2番目のマリオ・ゲッツェ(ドイツ)の来日を楽しみにしてましたが、ドイツ代表に選出され残念ながら来日叶わず。
ドルトムントでは香川真司選手と同僚、PSV(オランダ)では堂安律選手(フライブルグ)と同僚でしたので日本人選手との接点が多く、彼らとプレーすると好調なので日本の選手との相性が良い印象です。
ドルトムントでは香川真司選手と同僚、PSV(オランダ)では堂安律選手(フライブルグ)と同僚でしたので日本人選手との接点が多く、彼らとプレーすると好調なので日本の選手との相性が良い印象です。
浦和レッズでプレーして欲しい選手!

クジを引いたらフラッグとマスクをゲット!
アイントラハトはアジアでのマーケットを拡大させているので、グッズはファンを増やすきっかけになりますね。

しばらくすると、トロフィーが鎮座されてました。
最初何か分からずでしたが、アイントラハトサポーターがヨーロッパリーグ優勝トロフィーと言っていたので思わず撮影。
アイントラハトはヨーロッパリーグ21-22を優勝しました。
チャンピオンズリーグの次に大きな大会ですので、優勝すると翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得します。
この後、トロフィーに触れないこと前提でトロフィー隣での撮影会が始まり、管理人隣で記念撮影してもらいました。
大会の重みをヒシヒシ感じるトロフィーでこんな間近で見る機会は中々ないので貴重な体験でした。
最初何か分からずでしたが、アイントラハトサポーターがヨーロッパリーグ優勝トロフィーと言っていたので思わず撮影。
アイントラハトはヨーロッパリーグ21-22を優勝しました。
チャンピオンズリーグの次に大きな大会ですので、優勝すると翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得します。
この後、トロフィーに触れないこと前提でトロフィー隣での撮影会が始まり、管理人隣で記念撮影してもらいました。
大会の重みをヒシヒシ感じるトロフィーでこんな間近で見る機会は中々ないので貴重な体験でした。

スタジアム内には埼スタ20周年を記念した過去のさいたまシティカップのタオマフ、ユニフォーム等が展示されています。




今シーズンのユナイテッドは変革途上だけど、アントニー、リサマル(テンハグ監督の教え子)の獲得、ラッシュフォードの覚醒、18歳のガルナチョの台頭により若返りつつ勝てるようなチームになってきた。
また浦和レッズと対戦して欲しいクラブ。


先日開催された阿部勇樹さんの引退試合を記念した展示も同時開催。



ピッチ外では何やらイベントが。

福田さんとウーべバイン。
バインは90年のワールドカップで西ドイツを優勝に貢献した選手、アイントラハトから浦和レッズへ移籍し94-97年にかけてプレー。
福田さんが3年前に福田さん運転でバインと日光東照宮へドライブに行ったエピソードを楽しそうに話していたのがとても印象に残りました。

トークショーが終わると選手が登場しウォーミングアップ開始。

試合開始15分程前にアイントラハトの選手がウォーミングアップ開始。
先に浦和レッズのウォーミングアップが終わっていて、アップなしでやるのかと思いましたが、
埼スタへの道中渋滞による到着遅れの模様。
ウォーミングアップ中はアイントラハトのホームを再現したのか、ドイツ語の音楽が流れていました。
普段の埼スタとは違う雰囲気でフランクフルトへ行ってみたくなります。
先に浦和レッズのウォーミングアップが終わっていて、アップなしでやるのかと思いましたが、
埼スタへの道中渋滞による到着遅れの模様。
ウォーミングアップ中はアイントラハトのホームを再現したのか、ドイツ語の音楽が流れていました。
普段の埼スタとは違う雰囲気でフランクフルトへ行ってみたくなります。

スタメン発表。ベンチにはMAKOTO HASEBEの名が入ってます。
長谷部選手がコールでは埼スタ全体から拍手が。
管理人父はずっとこのオーロラビジョンを眺めていました。
感慨深いものがあったのかな。
感慨深いものがあったのかな。

選手入場。
親善試合ですが浦和レッズゴール裏からは大きなチャントで選手を鼓舞します。
親善試合ですが浦和レッズゴール裏からは大きなチャントで選手を鼓舞します。
長谷部選手は後半30分から出場し中盤ボランチの位置でプレー。
怪我の影響もあり全力ではありませんでしたが、チームを鼓舞する姿は流石。
試合終了前にはミドルシュートを打ち埼スタを湧かせます。

この試合限定の浦和レッズユニフォーム。
黒基調で赤の縦線が入ったユニフォームは恐らくアイントラハト相手を意識した色調。
背番号、名前は入りませんが、受注限定で販売するようです。
背番号、名前は入りませんが、受注限定で販売するようです。

来場者数は24000人超。
コロナ禍での平日開催、今シーズンの順位等を踏まえると入った方かと。

試合結果は4-2で浦和レッズの勝利。
この試合では川口市出身の安居選手がスタメン出場。
平野選手とボランチでプレーし、バランスを保ちながらもインテンシティの高いプレー、ゴールを狙うシュートを放ち何故もっと今シーズンのリーグ戦で起用されなかったのか?と言われる程の活躍。
この試合では川口市出身の安居選手がスタメン出場。
平野選手とボランチでプレーし、バランスを保ちながらもインテンシティの高いプレー、ゴールを狙うシュートを放ち何故もっと今シーズンのリーグ戦で起用されなかったのか?と言われる程の活躍。
試合後にユンカー選手が安居選手のプレーが良かったのでやりやすかったとコメントしており、来季へ期待できるプレーを見せてくれました。
同じく松尾選手は後半から出場。
1ゴールを上げ勝利に貢献。
スピード活かしたドリブルは相手選手に通用しており、今シーズン左SHだけでなくFWとして出場しプレーの幅が広がりましたので、安居選手同様に来季は更なるゴールを期待したいですね。
アイントラハトは主力不在で若手中心だったようですが、若手でも一歩の寄せの速さ、相手に寄せられてもボールを保持しながらドリブル突破を見せる部分は違いを見せてくれました。

試合後のインタビュー。
言葉を丁寧に選びながらも浦和レッズへの愛を感じるインタビュー。
2007年終了後にドイツへ移籍し、まさかここまで長く海外でプレーするとは。


最後にスタジアムを一周。
浦和レッズの選手を引き連れて感があり貫禄の雰囲気。
今のメンバーで長谷部選手と共にプレーしたのは日本代表で西川選手と酒井選手(日本代表選出のため不在)
間近にきた長谷部選手に管理人父は涙を堪えながら2007年の「17番」を掲げつつ手を振ってました。
そんなに長谷部ファンだったのか!と初めて知った瞬間でした。
ゴール裏で長谷部選手のチャントに合わせて本人が手拍子する姿は感動的。
今の選手達はこの光景がどのように映ったのか気になりました。
最後に長谷部選手が退任するリカルド監督をゴール裏へエスコート。
このシーンは管理人もグッとくるものがありました。
道半ばでの退任は不本意だろうし3年目を見たかったので残念な気持ちです。

長谷部選手が次いつ埼スタで試合をするのかわかりませんが、
浦和レッズはACL決勝を来年2月戦い、優勝すればクラブワールドカップ出場権を獲得します。
そしてアイントラハトはチャンピオンズリーグのベスト16へ進出し優勝すると同じくクラブワールドカップ出場権を獲得します。
となれば再び浦和レッズvsアイントラハト・フランクフルトとの試合の可能性もあります。
そんな思いに更けつつ、埼スタを後にします。
今シーズンの浦和レッズは2月のFUJI FILM SUPERCUPを川崎相手に勝利し誰もがJリーグ優勝を期待した一年でした。
序盤にコロナ感染者増加で勝ち点が拾えず、引き分けが続きましたが、ACLの埼玉集中開催に沸いた8月に準決勝の死闘を制しこの時まだまだ諦めない気持ちがサポーターにはありました。
しかし9月以降はここまで失点が少ないチームが大量失点で負ける試合が増え、得点も奪えず失速。
最終節は残留がかかる福岡に引き分けで終了。
来シーズンの編成はこれからオフィシャルからの発表待ちとなりますが、来シーズンも変わらず埼スタへ通いたいと思います。
