浦和レッズ声出し応援試合に参戦し全面解禁に向けての一歩に立ちあった

スポーツ

2022年8月10日に埼玉スタジアム2002にて国内カップ戦準々決勝、浦和レッズと名古屋グランパスの試合が行われました。
この試合はJリーグが定める声出し応援検証試合として指定され、浦和レッズにとってコロナ禍初となる声出し応援試合となりました。(ACL除く)

この日は平日夜19:30キックオフ、声出しエリアは北南ゴール裏とビジター自由席のみ。
入場者数は通常の50%迄の運営となりました。
埼玉スタジアムは約63000人収容ですので、この試合は約30000人を上限とした開催試合となります。

この試合で川口市出身の松尾祐介選手はスタメン出場、安居海渡選手はベンチスタートとなりました。
松尾選手はここ数試合得点、アシストを重ねチームの中心選手として活躍しておりこの試合でも得点が期待されます。
安居選手はポジション争いの激しいボランチで中々ベンチ入りが叶わないことが続いていましたが、同じポジションで複数の怪我人がでたためこの試合ではベンチ入りを果たしました。元々チーム内での評価が高い選手で、サポーターからも出場を望む声が聞こえてくる程期待値の高い選手です。

試合前のアップ風景。この選手はMF小泉佳穂選手。昨年J2FC琉球から加入した現在25歳。
今までの浦和レッズの選手にはいないジャニーズ系の顔とあざとさを兼ね備えた人物。男女問わず幅広い年齢層から人気がありユニフォーム販売No.1。
プレースタイルは攻撃的ポジション、ボランチ等主に真ん中のポジションを得意とする選手で、受けたがらない場所に自らいきボールを引き出すプレー、左右どちらでも同じ精度で蹴れ、ピッチ状を俯瞰し相手の嫌な場所へパスを通すことができる選手。
松尾選手とのコンビネーションが良いので、前線からハイプレスをかけることで相手にとってはミスをしやすい状況を作ることになります。

先日の試合で負傷退場したショルツ選手がまさかのスタメン復帰し嬉しいサプライズとなりました。
日本代表酒井宏樹選手も復帰しベストメンバー。

松尾選手

安居選手。

小泉選手。ちなみに出身は東京都練馬区、FC東京の渡辺凌磨選手(東松山市出身)と同級生。

キャスパーユンカー選手。デンマーク出身の北欧の王子様。

ついにこの時が
約3年ぶりに埼玉スタジアムにチャント(声出し)が戻ってきました!
ゴール裏に近い席なので声量に圧倒されたのと、やっとここまで戻ったという感情から涙が出そうになる程感動した瞬間。
ゴール裏の人数は約7000人。これで半分なので満席の時ってもっとすごかったっけ?と思うくらい迫力あるコール。
久しぶりの声出しチャントでしたので若干ズレがおきることもありました。
しかしサポートする気持ちは一緒!
前半を終えて2-0で浦和レッズがリード。松尾選手は1点目をアシスト!
得点を決めた伊藤選手は浦和レッズユース出身。松尾選手も浦和レッズユース出身。
先輩の関根選手含め、ユース出身選手の活躍が目立つ今シーズン。
この試合でゴールキーパーを務めた鈴木彩艶選手も昨年昇格したユース出身。
先日のE1選手権で日本代表デビューを果たしまだ19歳!
コロナ禍で売上が減少しているので、以前のような他所から高額な移籍金をかけて何名も選手を連れてくることは厳しい状況なので、下部組織の充実(底上げ)は今後のクラブ運営の課題になりそうです。
入場者数。ゴール裏は即完売。アウェイ側は目測で約1000名程かなと。平日開催で上限約30000人でこの人数は期待度の高い試合であったことを示す数字。
後半72分にこの日2得点の伊藤選手から安居選手が出場へ。この2人は流通経済大学の先輩後輩関係。
安居選手視野広くて江坂選手の入りそうだったヘディングシュートの起点を作ったり、ボール奪取したり中盤でバランスが取れるのでとても一年目とは思えないくらいの落ち着きと貫禄がプレーを見ていて伝わってきた。経験積めば間違いなく中心選手になる!
そして叶うならいつか地元川口のアヴェントゥーラ川口でプレーする姿見たいな。
圧勝!準決勝へ
試合結果は3-0で勝利。クリーンシート達成!
サポーターの声が勝たせた試合。
This is URAWAだけどこんなものではない!
浦和レッズの試合は勝利した際にはサポーターがWe are Diamondsという歌を皆で歌います。
元々サポーターだけのものでしたが、今ではサポーター、選手が共に勝ったから歌うという行動から今に至る。と私は当時槙野選手の発案で始まり、選手がピッチの真ん中で肩を組みながら歌うスタイルになったのだと感じています。
駒場スタジアムの頃に初めて歌い、当時子供ながらすごい一体感だったなと覚えています。
安居選手、松尾選手がこの試合についてSNSに投稿しています。
さすがユース出身選手

コロナ前に在籍していた選手が西川選手、関根選手、岩波選手。ユース出身の松尾選手、伊藤選手、彩艶選手は子供の頃から聞いて歌ってるのでウィアダイ(We are Diamonds)を知っていますが、それ以外の選手は初めて。しかし岩尾選手は口ずさんでいたのでおそらく予習したのではないかと思われます。
埼玉スタジアムにサッカーが戻ってきた90分を過ごすことができ、一歩ずつではありますがコロナ前の雰囲気を感じた試合でした。今後も声出し応援検証試合は続き、現状ゴール裏のみですが声を出しての応援が可能となります。
感染症対策をしっかり行い、ルールに則った行動をすることで全面解禁に繋がると思います。
タイトルとURLをコピーしました